我がサイトは”イグアナログ”となっており、それは私の非常に可愛らしいマスコット達からきているのだが、実は彼らはイグアナではなく”トゥアタラ(Tuatara)”という生き物たちである。
トゥアタラは”生きた化石”と称される通り、ジュラ紀から生き残った爬虫類である。和名ではムカシトカゲとも言うらしい。ここニュージーランドにのみ生息する貴重な生き物である。
体長60㎝ほどで、トカゲにしては大きく、恐竜にしてはとても小さい。
非常に長寿で100歳を超える個体もいるそう。
今回お邪魔したのはKiwi Birdkife Park。
名前の通り、沢山の種類の鳥たちが保護されており、有名なキウイにも会うことができる。
いたずらっ子ケア。
非常に好奇心旺盛:)また美しい色の羽である。
この施設はNZの自然と生き物を保護することを第一とし、その努力がところどころにみられる。
在来種の草木を植え、できるだけ元の自然に近い環境を作り出している。
トゥアタラやキウイだけでなく、園内の植物を観察するのも楽しい。
屋内のトゥアタラ。あまりに動かないので最初レプリカかと思った。
こんなにゆっくりとしているから長生きなのだろう。
トゥアタラをはじめ、多くの生物はその個体数が減少しており我々が協力する必要がある。
とはいえ、外来生物を持ち込み、生態系を壊しているのもヒトである。そう考えると複雑な気持ちになる。
園内に生えている立派なセコイアの木。
太古から生き延びてきたトゥアタラのように、変わりゆく環境をじっと眺め、そしてどう思っているのだろうか。
トゥアタラは描いても可愛い。
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