アロータウンの隠れトラック

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地元でも人気のトビンス・トラックとつながっており、道に迷うことはないだろう。
地図からも分かるがGlencoe Roadという車道が丘の麓まで通っており、車でのアクセスも可能であると思われる。


我々はアロータウンの町中に車を停め、そこよりトビンス・トラックと続けて歩くルートをとった。

このトラックも始めは林の中を川沿いに歩いていき、大変に気持ちがよい散歩道である。
途中より上り坂となり、木々もまばらになっていく。

この日はみての通り快晴で森を抜けた辺りから暑くなってきた。帽子を忘れず持っていてよかった。

トビンス•トラックの終点、一番小高いところより止まらず道のりに進んでいく。するとすぐにマウント•ビーサムの看板が見つかった。

写真で見ると中々緩やかな斜面に見えるのだが、これが結構急勾配である。久々の山歩きということも合間ってすぐに息があがるが、これがまた気持ちがよい。

先人達が残してくれた道を辿り登る。登山靴でなければ滑ってばかりで登るのも一苦労に違いない。ショートウォークと言えど侮ってはいけない。

まだかまだかと思いつつ登り続け、その瞬間は突然訪れた。

アロータウン、ヘイズ湖、リマーカブル山脈、さらにはワカティプ湖まで一度に見渡せる。
風がそよぎ大変心地よい。
持参したリンゴとバナナでゆったりと時間を過ごす。

反対側は急斜面の岩場であり、こちらから登るのは厳しいだろう。
遠くにクラウン・ピークが見える。ここもいつか行ってみたい場所の一つである。