ブルガリアン文化 inニュージーランド



ライオンとバラはブルガリアのシンボル

ブルガリアをご存知だろうか。
日本に住んでいたら一度は見たことはあるであろうあのヨーグルトの母国である。


我が相棒のピプ君はブルガリアはソフィアの出身である。ソフィアは首都である。
数年前まで恥ずかしながら首都はおろか、どこに位置しているのかすら知らなかった私。

ブルガリア。国境をルーメニア、セルビア、マセドニア、ギリシャ、トルコと共有する。



彼を通して徐々に東欧にあるその国について学んでいっている。
国が違えば育った環境も習慣も違い、いろいろと発見があって面白い。



最初に感動したのが、「あ、本当にヨーグルトよく食べるんだ」ということ。

オーブン料理のソースに、パンに、夏の冷製スープに、デザートに、ドリンクに、はたまた単にそのまま食べるに、、、
何しろ私も元からヨーグルト人間なので、これはなかなかに嬉しい。


そして、チーズ。これは彼らの食事に欠かせないものらしい。日本人でいう醤油のような存在なのだろうか。
特にフェタチーズのような白チーズをよく使うようだ。
実際にブルガリアではフェタに似たものが一般的とのことだが、こちらでは手に入らないためフェタをいつも使っている。

よく買うフェタはこのブランドたち。$3前後とお手頃である。
”ブルガリアン”となっているが彼曰く、「なんかちょっと違うんだよなぁ」


ちなみにフェタチーズはギリシャのチーズである。豆腐のような見た目をしているが、かなり塩気があって食感はもろもとしており、日本では類似する食べ物が思い浮かばない。
強いて言うなら塩を多量に足したカッテージチーズのようなものだ。


今ではサラダのトッピングとして欠かせないものだ。ほかにもブルガリア風の煮豆に添えたり、パン作りに使ったりと大活躍である。


私のお気に入り、ブルガリア風パンケーキ。生地は薄目である為、クレープのように中に何か入れくるくると巻いて頂く。
これにフェタチーズと蜂蜜の組み合わせが抜群に合う。

俗にいう”あまからい”というやつであろうか。



ブルガリアについて語るつもりがつい食べ物、しかも乳製品の話となってしまった。だが美味しい料理があるのも事実であるし、私はそれが大好きである。
食事というのは他文化を知るうえでよいきっかけであり、それを通じ人とコミュニケーションも取れるのであるとしみじみと思う。特にクイーンズタウンという多文化社会では様々な国から来た人々に会え、新しい味にも出会える機会が多い。

だからこそ、常にいろいろと試す好奇心を持つと同時に自身の文化も伝えられるようでありたい。


やはり日本の食事は美味しい。
やはり日本人独特の季節感は素晴らしい。

我が故郷のちゃんぽんがピプ君のお気に召したのが個人的に嬉しい。納豆は何回試してもダメだったけれども。







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